別冊

「秋を実現する仕組み」

ここからは家の中に一年中秋を実現するための技術とかシステムについてお話ししますね。
奥様
確かに。この空間は不思議だけど、どうやって作ってるんだろう?
今から僕が話す内容で「なるほど!秋ってこうやって作るのか!」って腑に落ちてもらえるはずです。さっそくいきますね。まずは一つ目、最大ポイントの気圧です。
この家ではだいたい10月から11月の日本の爽やかな気候の時の気圧を実現しています。1020〜1030ヘクトパスカルをずっと維持するわけですね。
奥様
どうやってそんなことが可能になるの?
仕組みはこうです。家の中に空気を送り込んでおいて、ちょっとだけ出す。
奥様
なるほど。絵にするとわかりやすい!こういう仕組みなのかあ。で、この空気入れを動かしている人みたいなものはどこにあるの?
床下にあります。実物はこんな感じですね。人がやるより正確です(笑)
奥様
なるほどー。これで空気を送ってるわけか。
そうです。送っておいてちょっとだけ出す。これにより家は常に風船をパンパンに膨らませたような状態になって、それで高気圧を生み出しているという仕組みです。
この家は一年中秋を実現するわけですが、使うエアコンは1台だけ。他の家に比べても電気代はかかりません。
奥様
え?エアコン1台だけ?どういうこと??
仕組みとしてはこうです。
リビングにあるエアコンを下向きに稼働させ、エアコン下にある穴から取り込み、床下にある熱交換ユニットに送ります。そこで外から入ってきた空気を温めて、つまり熱交換をして家の中に取り込むんです。
奥様
え?エアコンの風の熱は床下に行くってこと?不思議〜。
そうですよね。このエアコンは部屋を暖めるためではないんですね。エアコンの熱源で外からの空気を温めて家全体に送ります。
次に家の中全体、隅々まで温度差をなくし完全に秋を実現するためにこの家では各部屋に空気を送り込むのにダクトは使いません。
奥様
へえ。ダクトを使わないのはどんな理由があるの?
ダクトを使って各部屋に空気を送りこもうとすると、ダクトの長さによって温度のムラがどうしても出てしまうんです。
奥様
へえ。そこまで考える必要があるんだあ。
そうです。この方法ではどうしてもそういうことが起こってしまう。そこで一年中秋を実現する家では、ダクトではなく風道と呼ばれる柱にも似た空気の通り道を作って1階と2階を連結し、同じ空間を作ってしまいます。そこに直接、空気を送るわけですね。
この方法ではダクトによるロスが出ません。それで、どこの部屋でも限りなく温度を一定にできるというわけです。
奥様
なるほど。そこまで考える必要があるのかー。
空気、特に匂いにもこの家にはこだわりがあります。トイレや洗面など匂いが出る部屋には排気口があって、ダクトを使って強制的に排出します。
奥様
今度はダクトを使うのね。
排気はダクトを使って出さないと綺麗な空気と混ざってしまいますからね。ダクトで強制的に排気して熱交換ユニットに送ります。この際、熱を交換するだけで空気は混ざりません。
この家の空気はただの秋ではなく、高原とか森林とかの綺麗な秋の空気を実現します。家に空気を取り込む時に空気清浄をしちゃうわけですね。
奥様
え?じゃあ空気清浄機はいらないの?
要りません。僕の家も使ってません。虫などはもちろんのこと、花粉や黄砂、PM2.5までしっかりとフィルターで除去します。しかも床下に装置があるので、フィルター掃除も楽ちんです。
最後に現場監督として言わせてください。家を風船のように保ったり、家中どこでも温度差をなくしたり、こういう特殊なことをするには基本住宅性能が大事で、エーテルの現場監督力がそれを可能にします。
奥様
秀弥くんの仕事だね。
そうです。気密性能値を出すための施工ではなく、基本の住宅性能を高めたら自然と性能値は上がるという確信のもと、性能を高めるために必要になることをしっかりとまとめ上げ、監督・管理する力がエーテル一番の強みです。60年保証にも対応する強固で快適な家を全邸で実現します​​。
奥様
なるほど。よくわかりましたよ。
というのが、エーテルの家が一年中秋を実現できる理由になります。ご理解いただけましたでしょうか?
奥様
うん。いろいろと考えられてるんだなーって関心したよ。
ありがとうございます。

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