こんにちは。
工務店社長の伊藤雄一です。
家づくりは、家族の未来を描くキャンバス
家づくりを考えるとき、
まずは「家の形」や
「設備」に目が向きがちですよね。
でも、ちょっと待ってください！
家は単なる建物ではなく、
家族がこれからの未来を紡いでいくための
大切な「キャンバス」です。
例えば、
完成後に「この家、住みにくい…」と
感じてしまう原因の多くは、
「家族のあり方を考えずに設計を進めてしまった」ことにあります。
家づくりは、
家族みんなが幸せに暮らすためのプロジェクト。
HPM（ホーム プロセス モデル）を使って、
理想の家族のための
「家のあり方」を一緒に考えてみましょう！
1：家のあり方を考えるって、どういうこと？
「家のあり方」と言われても
ピンとこない方もいるかもしれません。
ここで、少し面白い例え話をしましょう。
例えば、
ピザでの家族会議
家づくりをピザに例えると
どうでしょうか？
家族みんなでトッピングを選ぶとします。
お父さんは「辛いソース」、
お母さんは「たっぷりのチーズ」、
子どもたちは「チョコソース」を希望。
それぞれの意見を尊重せずにそのまま全部のせたら、
なんとも微妙な味のピザが出来上がるかもしれません。
家も同じです。
それぞれの意見をそのまま反映するのではなく、
家族全体で「どんな家にしたいか」という
方向性を決めることが大切です。
2：理想の家族の暮らしを描く
家づくりで重要なのは、
「この家でどんな暮らしをしたいか」を
具体的に描くことです。
成功事例
Sさん一家のリビングストーリー
Sさん一家は、
家づくりを進めるにあたって
「家族が自然と集まれる家」を目標にしました。
そこで採用したのが、
「リビングとダイニングを一体化させた広々空間」。
さらに、リビングにはみんなで使える大きな本棚を設置しました。
完成後、
「家族みんながリビングで過ごす時間が増えた！」と
大満足の様子。
リビングはSさん一家にとって、
絆を深める特別な場所となったのです。
3：家のあり方を考えずに進めた結果…。
一方で、「家のあり方」を
考えずに進めてしまった失敗例もあります。
例えは、
猫の気持ちになれなかった家
Aさん夫婦は、「ペットに優しい家にしたい」と
だけ考えて設計を進めました。
完成後、
猫用のキャットタワーや遊び場は完璧だったのに、
なんと人間用のリビングが狭すぎて
家族が落ち着けない事態に。
猫は満足してるけど、
私たちはダイニングテーブルで肩寄せ合ってご飯よ…。
と苦笑い。
家づくりは、
家族全員のライフスタイルを
バランスよく考えることが大切です。
ペットも大切ですが、
人間も快適に暮らせる家でなければ意味がありません！
まとめ
理想の家族像が家づくりを成功へ導く
家づくりで最も重要なのは、
「家族全員が幸せになれる暮らしを描くこと」。
家族の夢を共有する。
ライフスタイルを考え、優先順位をつける。
お互いの意見を尊重しながら「家のあり方」を決める。
HPMを取り入れ、
家族みんなが納得できる家づくりを進めましょう。
家は「暮らす場所」以上に、
「家族の絆を育む場所」なのです。
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