🏡現場監督日記|#01
今日は、早く帰れた。——“一緒にやれる”家がある幸せ。
家づくりに関わる仕事をしていると、
「暮らしやすい家ってなんだろう?」と、よく考えるようになります。
でも、ふとした日常の中で
「あ、これだな」と感じる瞬間ってあるんです。
🚪早く帰れた日の“ただいま”が、なんだか特別で。
この日は、ちょっとだけ早く仕事が終わって、いつもより明るい時間に帰宅できました。
玄関を開けた瞬間、「パパー!」と走ってきた娘。
キッチンからはいい匂いがして、妻が「今日は早かったね」とニコッと迎えてくれる。
何気ない日常だけど、
その瞬間にふと気づいたんです。
「この家、すごく暮らしやすいな」って。
🏠家事動線って、こんなに暮らしを変えるんだ。
玄関からすぐに手洗い → パントリー → キッチンへと繋がる導線。
どこにも“つっかえ”がなくて、自然と体が動くんですよね。
さらに、洗濯物も室内干しができるから、天気を気にせずに回せる。
バタバタせず、空気までゆるやかになる感じ。
家事の負担が分散されていると、
ママがやるべきことが減るだけじゃなくて、パパも自然と動ける。
“任せる”家じゃなくて、
“一緒にやれる家”って、こういうことなんだなと実感しました。
💬現場監督だからこそ思う。家の設計って、空気を変える。
家づくりの現場でよく耳にするのが、
「使いやすさより、見た目を優先しちゃって…」という声。
でも、日常でいちばん影響が大きいのは、やっぱり動線と空気感なんです。
たとえば、玄関からの回遊性、室内干しスペース、生活動線のシンプルさ——
これらが整っていると、家族の会話も、時間の流れも、穏やかに感じられるようになります。
🍺そして今日も、最高の一杯を。
娘の笑顔。
妻の「おかえりなさい」。
そして、心地よく動けるこの家のつくり。
すべてが揃って、
「この家、建ててよかったなぁ」と、ちょっとだけしみじみ思った夜。
さぁ、今日も家族の笑顔に包まれながら、
ちょっとだけ早めのビールを飲もうと思います。
📩次回予告
家って、育てていくものだと思う。
住めば住むほど深まっていく“家との関係”。
そんな話も、また今度ゆっくりと書いてみますね。