🏡現場監督日記|#03

🏡現場監督日記|#03

“ほっ。”とできる場所があるって、しあわせだ。——感覚で「この家が好き」と思える理由。

家づくりって、ついつい「間取り」や「設備」「性能」みたいな“見えるもの”にばかり目が行きがちです。

でも住んでみて、ふとした瞬間に気づいたんです。

「この家、なんか“いいな”って思える。」

言葉にしにくいけど、確かにある“感覚としての心地よさ”。

今日はそんな話を少しだけ。

 

🌙子どもたちが寝たあとの、静かな夜に

夜、子どもたちが寝て家の中が静かになると、

なんとなく照明を落として、ソファに腰を下ろす時間が好きです。

「ふぅ」と息を抜いて、

あたたかい空気と、やわらかい灯りに包まれるこの瞬間——

「この家に帰ってきてよかったな」って、じんわり思えるんです。

 

🌿この“ほっ。”とする感覚、実は最初からあったかも

振り返ってみると、家が完成して最初に入ったときから、

その“ほっ。”とする感じは、確かにありました。

空気がやわらかくて、

視界がスッと抜けていて、

ムダがなくて、心がざわざわしない。

「よし!」って気合い入れるでもなく、

自然と身体が落ち着く。そんな感覚。

 

🏠家づくりに必要なのは、数字だけじゃなく“感覚”かもしれない

性能の良さ、間取りの工夫——もちろんそれは大切。

でも最終的に「この家が好き」と思えるかどうかは、

**“感覚的にフィットしているか”**がすごく大きいと感じます。

「いい家かどうか」は、スペック表じゃ測れない。

住んでから何度も「この家でよかったな」と思えること。

それが、僕にとっての“いい家”の基準になりました。

 

☕今日のひとこと

「“ほっ。”とできる時間」があるって、

本当にしあわせなことなんだなと改めて感じた夜でした。

 

📩次回予告

「おうちがいい!」って娘が叫んだ朝。

暮らしのなかにある“子ども視点の家の魅力”について、また書いてみますね。

 

はじまりの家

https://aetherhouse.info/start/

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