家づくりの不安あるある|#07 喧嘩にならない家づくりってある?

🏡 家づくりでよくある「夫婦間の温度差」問題

家づくりを進める中で、よく耳にするのが**「夫婦間の温度差」**。

主導権がどっちにあるか」問題が必ず出てきます。

僕もお客さんとの打ち合わせで、よく聞くセリフがこれです。

  • 「いや、そこは妻が…」

  • 「いえ、夫が勝手に決めてて…」

家づくりは人生の一大イベントなので、意見がぶつかるのは当たり前です。

ちなみに僕自身も、家づくりの際に妻とのやりとりがたくさんありました。

それいる?」って何度も言われたこと、今でも覚えています(笑)。

💡 「主導権」より「相談権」がカギ

家づくりにおいて、主導権を握る相手の意見が雑音に聞こえてしまうものです。

でも、相談を持ちかけると、「頼られている」と感じてくれることが多いんです。

そこで僕は、いつもお客さんにこう問いかけます。

👉 「それ、ご家族で“相談”されましたか?」

相談された側は頼られていると感じ、自然と建設的な意見が出やすくなります。

でも、**報告だけだと「勝手に決めている」**と感じられてしまい、結果として衝突が生まれがちです。

🗣️ 我が家の実体験:相談が生む“神の声”

プロとしての視点を持っている僕でも、妻の一言で目が覚めたことが何度もあります。

あ、それ確かに!」とハッとさせられる瞬間が、意外と多いんですよね。

その気づきが、家づくりの軸を修正してくれたことが何度もありました。

家の中の空気が循環するように、夫婦の会話も循環させることが大事です。

そうすることで、家の中の**“温度差”**も自然と解消されていくんです。

📌 「相談権」だけでもNG?

ただし、「相談権」だけに頼りすぎると、話がいつまで経ってもまとまらないという落とし穴も。

  • 「お互いに相談ばかりで、決まらない…」

  • 「あれもこれも相談しすぎて、堂々巡りに…」

そのため、ある程度の決断力も必要です。

「主導権」と「相談権」のバランスを取るのが、夫婦円満のコツかもしれません。

💬 まとめ

  • 主導権より“相談権”を持つのがちょうどいい

  • 会話は空気と一緒で、流れていないと淀む

  • 決定ではなく「相談」にすると、相手の意見が“神の声”として届く

家づくりで衝突が起きた時は、一度立ち止まって**「相談」という形で意見を聞く**と、

意外なアイデアが見つかるかもしれませんよ。

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