🏡 家づくりでよくある「夫婦間の温度差」問題
家づくりを進める中で、よく耳にするのが**「夫婦間の温度差」**。
「主導権がどっちにあるか」問題が必ず出てきます。
僕もお客さんとの打ち合わせで、よく聞くセリフがこれです。
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「いや、そこは妻が…」
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「いえ、夫が勝手に決めてて…」
家づくりは人生の一大イベントなので、意見がぶつかるのは当たり前です。
ちなみに僕自身も、家づくりの際に妻とのやりとりがたくさんありました。
「それいる?」って何度も言われたこと、今でも覚えています(笑)。
💡 「主導権」より「相談権」がカギ
家づくりにおいて、主導権を握ると相手の意見が雑音に聞こえてしまうものです。
でも、相談を持ちかけると、「頼られている」と感じてくれることが多いんです。
そこで僕は、いつもお客さんにこう問いかけます。
👉 「それ、ご家族で“相談”されましたか?」
相談された側は頼られていると感じ、自然と建設的な意見が出やすくなります。
でも、**報告だけだと「勝手に決めている」**と感じられてしまい、結果として衝突が生まれがちです。
🗣️ 我が家の実体験:相談が生む“神の声”
プロとしての視点を持っている僕でも、妻の一言で目が覚めたことが何度もあります。
「あ、それ確かに!」とハッとさせられる瞬間が、意外と多いんですよね。
その気づきが、家づくりの軸を修正してくれたことが何度もありました。
家の中の空気が循環するように、夫婦の会話も循環させることが大事です。
そうすることで、家の中の**“温度差”**も自然と解消されていくんです。
📌 「相談権」だけでもNG?
ただし、「相談権」だけに頼りすぎると、話がいつまで経ってもまとまらないという落とし穴も。
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「お互いに相談ばかりで、決まらない…」
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「あれもこれも相談しすぎて、堂々巡りに…」
そのため、ある程度の決断力も必要です。
「主導権」と「相談権」のバランスを取るのが、夫婦円満のコツかもしれません。
💬 まとめ
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主導権より“相談権”を持つのがちょうどいい
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会話は空気と一緒で、流れていないと淀む
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決定ではなく「相談」にすると、相手の意見が“神の声”として届く
家づくりで衝突が起きた時は、一度立ち止まって**「相談」という形で意見を聞く**と、
意外なアイデアが見つかるかもしれませんよ。